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三井製糖について

2010年03月01日
三温糖1kgの袋に環境配慮の新素材を採用。CO2排出量を減らしました。

三井製糖では、三温糖1kgのポリ袋を従来よりも環境に配慮したタイプの素材に変更しました。
焼却時に発生する二酸化炭素の量を10%以上削減します。

(1)ポリ袋を軽量化 焼却時に発生する二酸化炭素の排出量
三温糖 10%削減
+
三温糖 それ以上のCO2削減が期待できます
(2)新素材の機能

新素材の仕組み

このポリ袋は、環境配慮型の樹脂添加剤「ナノハイブリッドカプセル2(NHC2)」を従来のポリエチ レン素材に3%添加することで、
(1)従来の強度を維持しつつ、ポリ素材を軽量化することができます。
(2)焼却時にポリ素材と酸素の結合を抑制することにより二酸化炭素排出量を削減します。
 (燃焼条件により二酸化炭素排出量は変化します。)

上記(1)と(2)の効果を合わせ、従来のポリ袋と比較して焼却時に発生する二酸化炭素の量を10%以上削減します。

ナノハイブリッドカプセル2(NHC2)とは?

ナノハイブリッドカプセル2(NHC2)は、イーベーシック株式会社(本社:東京都新宿区)が製造・販売する製品で、超微細技術であるナノテクノロジーと同社独自の混練技術の融合で各種有機・無機物等を最適の割合で配合したポリエチレン専用の添加剤です。ポリエチレン原料等に対してNHC2を約3%添加して使用することにより、ポリ素材の強度向上と焼却時の二酸化炭素発生量を抑制する効果があります。 このNHC2は、イーベーシック株式会社が金沢大学大学院高分子物性材料研究室の新田晃平教授らと開発し、製品化されました。

もっと詳しく→イーベーシックホームページはこちら http://www.e-basic.co.jp/nhc2/

<強度が向上するメカニズム>

ナノハイブリッドカプセル2(NHC2)は、造核機能を持つ特殊な物質をナノサイズ化して分散させること で、分子レベルの流動性に変化を与えることにより配向性を高め、結晶化などフィルム内部の構造をよ り緻密化することで、強度を10%〜20%向上することができます。

<焼却時の二酸化炭素排出量が削減できるメカニズム>

ポリエチレンは、焼却時に熱分解されて液状化を経て可燃性の気体となり、周囲の酸素と結合して燃える ことで、二酸化炭素と水に変化します。ナノハイブリッドカプセル2(NHC2)添加製品の場合、可燃性物 質が酸素と結合する前に酸素を取り込み、酸素と結合しにくくさせ炭化させることで二酸化炭素の発生 を抑制します。

NHC2を添加したポリ製品は、公的機関(注1)でのJIS規格(注2)における燃焼時二酸化炭素排出量の検 査にて、平均で15%〜20%程度の削減結果が出ています。
注1:(財)化学技術戦略推進機構 高分子試験・評価センター
注2:JIS K 7217 プラスチック燃焼ガスの分析方法

新素材ポリ袋の導入による二酸化炭素排出削減効果

1年間で18t以上の二酸化炭素を削減
(試算)

従来の三温糖1kgの袋用ポリエチレン70t(注1)を燃焼すると、188t(注2)の二酸化炭素が発生します。
従いまして、
 188t×10%以上=18.8t以上
の二酸化炭素が削減されます。

注1:三井製糖で1年間で三温糖ポリ袋に使用するポリエチレンの量。
(数値は概算値ですので、年によって変動します)
注2:二酸化炭素の発生量の試算は、環境省HP掲載「温室効果ガス排出量計算のための算定式及び排出係数一覧」の“一般廃棄物”の“プラスチック”の区分に明記されている二酸化炭素排出係数2.69を使用して計算しています。


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